しょっぱくなってしまった煮物を薄味に!対処法を伝授します。
たけのこが美味しい季節になってきましたね。
たけのこが手に入ると、たけのこご飯や土佐煮、筑前煮など何にしようか迷っちゃいますよね。
今回は土佐煮や筑前煮、肉じゃがなどの煮物の味が濃くなりすぎちゃった際の応急処置・対処方法について伝授致します。
煮物がしょっぱいときに慌てて水で薄めるのは問題外です!!!
調味料で調整しようとすると「ばか味」になり、収拾がつかなくなってしまいます。
なんかしょっぱい!と思ったら次の方法を試してみてください。
①薄い出汁で煮なおす
②水分の多い具材を入れる
③日本酒 + 水
薄い出汁で煮なおす
まず、煮物を作った際に使った出汁をもう一度薄めに作ります。
まだ具材にそこまで味が染み込んでいない場合は薄めの出汁を追加するだけでなんとかなる場合があります。
既に具材にも味が染み込んでしまっている場合には、しょっぱくなってしまった煮物を煮汁と具材に分け、薄めにつくった出汁で具材を炊き直してみてください。
具材に染み込んだ味が出汁に染み出て、味が薄まります。
そこから今度は濃くなりすぎないように味を調整してください^^
それでも濃い場合には、一度冷ましてからもう一度薄い出汁で炊き直しです。
何度か繰り返すうちに浸透圧のバランスで味が染み出してきます。
この場合、一点だけ注意があります。
煮物の中に里芋が入っている場合、炊き直している過程で里芋がどろどろになってしまう可能性がありますので取り出してから行うのがいいと思います。
別にした濃い煮汁は是非炊き込みご飯にでもしてください!
水分の多い具材を入れる
いちいち出汁なんて取り直している暇はないわよというそこの奥さん。
冷蔵庫の中を覗いてみてください。
こんにゃくや糸こんにゃく(しらたき)、大根、きのこ類、絹ごし豆腐などがあったりしませんか?
これらの食材は煮物にも合いますし、水気が多いので旨味を出しつつ全体の味を薄めてくれます。
全体量が増えますが味が濃くて食べれないよりは美味しく翌日も食べられる方が地球のためです。
日本酒 + 水
ただお水を入れて薄めるのは冒頭で問題外とお伝えしました。
でもお水を入れたくなる気持ちはすごくわかります。
というか、既にお水で薄めて「なんか違う」と思ったそこの奥さん。
「そんな余分な具材なんて冷蔵庫にないわよ」となっているそこの奥さん。
日本酒とお水を1:1になるように追加してみてください。
お水で味を薄めつつ、日本酒の旨味で水っぽくなるのを防ぎます。
煮汁が多くなってしまいますが、残った煮汁は炊き込みご飯にでも!(二度目)
以上、「しょっぱくなってしまった煮物を薄味にする対処法」でした!
ぜひお試しください。