野沢菜はもともと〇〇だった!?

nozawana

北は北海道、南は沖縄まで、日本では全国各地で様々な野菜を栽培、収穫していますよね。
その土地でないと育たない野菜を「地場野菜」といいます。
金沢の加賀野菜や京都の京野菜など、同じ種でも他の土地で育てると、気候や土地の成分の違いにより全然違うものになってしまうんです。

地場野菜を別の場所に持って育てたら違う野菜のようになってしまった!という話の代表に、長野県で有名な野沢菜があります。

長野県に伝わるいわれとしては、修業をしに京都へでていたお坊さんが持ち帰った種が、信州の土地の気候や風土がどんぴしゃに合ったのか、蕪もさることながら(というか蕪よりも?)葉っぱも大きく立派に育ったので、その葉っぱを有効活用したものが野沢菜と言われています。

今でもお坊さんが持ち帰った種を種子原種として大事に受け継がれ、以来そのお寺の重要な収入源の一つになっているそうです。

いまでも種子に純粋さを保つために油菜種や交配するような種子の栽培を禁止して雑種ができないように努めているそうですね。

こうした野沢菜の種子は信州から出荷され、各地に冬の味覚を届けてくれています。

野沢菜はお漬物にすると保存食となり、そのお漬物を常食している信州は日本の中で見ても長寿県です。

野沢菜漬けは発酵食品として高い抗酸化採用を発揮し、スーパー乳酸菌であるラブレ菌が私たちの体を生活習慣病から守ってくれる力を持っています。

だからと言って食べ過ぎは注意です!なにごとも程々に

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